オーマイニュースがあまりにもダメダメな件
” 市民みんなが記者だ [
link] ” そうですが、オーマイニュースに関わるものをあれこれ読んでみたら、やっぱりこれはダメだなと思った。以下ダメな点。
記事のレベルが低い。
というか、もはや個人ブログか?と思わせるものが多い。
記事のレベルが低いから結果的にコメント内での議論の質も低い。
載る記事と載らない記事がある。また載る記事も編集されたりする。
載る載らないがある時点で既に「中立です~」というのはないだろうなと思うし、中立であると思わせつつ取捨選択をするということ自体がとても根本的に問題だと思う。
編集については、市民記者規約に「当社は、市民記者の投稿記事に、自由に編集することができるものとします。」とある。もうこれだけで終わってると思えてしまう。
双方向であると言いつつ全然双方向じゃない。
コメント欄に編集長である鳥越俊太郎は一切コメントをしていない。なので、そこでの議論もオーマイニュースの何かに影響を与えるようなことにもならない。てか、この人は本当に全然わかっていない感が漂ってる。
お金がからんでいる。
ソフトバンクが出してる時点で、オーマイニュースはビジネス対象になっているわけで、鳥越俊太郎という看板や「市民記者」という商品でクリックを稼ぐという図式。
そもそも、「市民記者」なんて煽ってますけど、原稿料はどんなにヒットしても「最大」2000円。普通は300円とか。しかも、この原稿料のために「市民記者」は銀行口座を登録しないといけないそうで、この口座リストが目的なんじゃないのかという声も。
結局、発想が既存メディアをベースにしてしまっていることがダメダメな原因じゃないかと思う。2ちゃんねるなどが市民権を勝ち得てきたのは、雑多な書き込みがあふれる中で「ソース主義」が定着したことによる部分が大きいし、現状2ちゃんねる自体も他のニュースサイトをソースとすることでニュースを伝えている。
オーマイニュースのような情緒的なニュースサイトはもはや必要とされていないし、次から次へと生まれているニュース発信サイトのなかで如何に生き残るかということを考えれば、それは子ニュースサイトや孫ニュースサイトも含む全てのニュースサイトのソースとなるニュースを如何に粛々と発信できるかということになるのだと思う。そこには編集長もいらないし、そもそも編集という行為も必要ない。ただ他ニュースサイトのソースを提供するというシンプルなシステムだけあればいいと思うのだけどな。