/ category : server / date : 200603  » reset
グッバイ ACARD ずいぶん前からサーバとして使ってるG4 DAの調子が変だった。10.4以降、ソフトウェアアップデートをかけて再起動すると必ず「?」フォルダが出てしまい起動できなくなってしまうのだ。で、そのディスクを一度初期化してから、CCCとかでまるまるデータを戻せば普通に起動できる。そんなわけで、セキュリティアップデートとかが出るたびに、泣きそうになりながらこの行程を繰り返してきてた。
で、どうやら最適化を実行するとこの状態になってしまうことが判明。問題の起きる起動ディスクはACARDから引っ張ってきてるディスクが必ずそうなってしまう。AEC-6280MとAEC-6880Mを試してみたけどどちらも同じく発生する。ファームウェアをアップデートしてみたり、ドライバを変えてみたりしたけどやっぱりダメ。問題が発生したら起動ディスクで選択はできるのだけど再起動したら認識しない。Option押しながら起動してもシステムが見えない。でも他のディスクで起動するとディスク自体は普通にマウントされて問題なく使える。マスターでもスレーブでも同じ。そのディスクをFirewireとかで繋ぐときっちり起動できる。
なんかもう散々あれこれ試して、いい加減困り果てていたところで、そういえばSonnetはどうなんだ?と思い立った。この手のカードはどこもACARDが総本山だと思ってたけど、パラレルATAではSonnetは違うらしい。
ACARDでもRAIDとか使ってないし。
SonnetのほうがOS Xとの相性良い気がするし。なんとなくだけど。
ということで、勢いづいてTempo ATA 133を購入。
結果としてはこれが見事にうまくいった。起動できなくなってたディスクもそのまま繋いで起動できた。最適化しても大丈夫。やった~~~!

もうこれからはずっとSonnetについて行きますよ。
Intel版 Mac OS X Serverはどうなってるのかね Intel Mac化によってiMacやMac miniは一気に性能を高めているわけですが、こうなるとこういう小型で廉価なハードをサーバ機として使うという需要が高まってくるかと思うのですが、未だにMac OS X ServerのIntel版は登場してないし、アナウンスもされておりません。Mac OS Xが隅々までIntel対応してることを考えれば、すでにMac OS X ServerのIntel版も完成していて、後は出すタイミングだけという状態なんじゃないかと思うのだけど、やっぱりXserveのIntel版まで寝かせておくのかな。

Mac OS X Serverは10.2までは茨の道であったように思うのですが、10.3である程度の完成というか落ち着いたかなという感じで、10.4ではあまりサーバの中のことがわかんない人でも、まぁとりあえず使ってみようかなと思えるようなものになってきたんじゃないかと。

Mac miniがFront Rowに対応して、キーボードもモニタも持たないコンパクトな本体だけで、リビングに置いて使えるようになった。これまでのSOHO向け小型サーバといったものよりも、より一般ユーザ向けとして今後こういうコンパクトなホームサーバを使用する需要が増えてくるじゃないかと思うのだよね。
現状、Appleのサーバ製品はXserve+Mac OS X Serverというかなり敷居の高い環境しか用意されてない。これにPowerMacに対するiMacや、MacBook Proに対するiBook(MacBook?)のような関係のMac mini+Mac OS X Serverという製品があるとおもしろいと思うのだけどなぁ。

Mac OS X Serverも10.4まで来て、そういうことを考えてもいいぐらいに熟成されてきているし、ハードもIntel化によってそういうことをやっても良いんじゃないかと思えるぐらいのものになってきてると思うのだよね。
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