/ category : panorama and hdri / date : 200610  » reset
真下の手撮りを三脚固定で撮影する パノラマジャーニーさん [link] のパノラマ・プチ改善計画のエントリー [link] を見てなるほど!と納得しました。下方向はこれまで手撮りでやっておりましたが、三脚に固定して撮ったとしても三脚自体を移動しないといけないので、ノーダルポイントを合わせるなんてことはそもそも無理なわけで、それならそれでレタッチ素材と割り切れば、スローシャッターでもOKなこの方法は非常に良いかも。
そんなわけでさっそくこれをマネしてうちの機材でも同様なことができないかとやってみた次第です。

これが現在の我家のパノラマ雲台。レベリングベースを追加してかなり楽になりました。
びよーんとアームが伸びてそこに袋がぶら下がってますが、これはカメラを装着した際に若干しなりが起きるので、ビー玉が入れた袋で調整してます。

カメラを装着するとこんな感じ。

こんな感じにして真下を撮影してみました。
結構無理な体勢なのでアルミのアームの元をしっかり絞めておかないと、そこを支点に回転してレンズを雲台にぶつけてしまいそうでちょっと恐い。。。

で、テスト撮影してみました。底面の処理は問題なし。これなら暗いところでもブレないでいいし、複数枚撮影しないといけないHDRIでもいけそう。
あとはアームをがっちり固定できるようにすることかな。。
Photomatix Photomatixでトーンマッピングしてみた。
なかなかおもしろいのだけど、まだまだパラメータの理解が足りないので、もうちょっとちゃんとドキュメントを読んでみようかと。。
三脚周りを撮る 前回手撮りを入れて14枚で撮影してましたが、そもそも、真上1枚、水平6枚だけでもちゃんと繋がるわけで。

こんな感じになります。
トイレというのもなんですが、狭いところで試してみたかったのでまぁ申し訳ない。

ただ、これをCubicConverterで変換して底面を引っぱってきた場合、

わかりやすく明るさを上げてありますが、こういう感じでなのでして、結構手撮りでカバーすべきエリアが広い。もうちょい三脚周りに寄った部分も押さえておきたいと思うわけです。
そこで、前回のように真上1枚、上30°で6枚、下30°で6枚でやってみますと、

こうなりまして非常によろしい感じであります。じゃあ、もうちょっと撮影数を減らせないかということで、下向いてるわけだし3枚で良いんじゃない?ということで、真上1枚、水平6枚、下30°で3枚でやってみました。

先程のものが下6枚撮影のためベース部分が六角形になっていたのに対して、こちらはきれいに正三角形になってます。周辺の繋がりも先程のものと同じ感じでこれがベストかも。

ちなみに、真上1枚、水平6枚、真下1枚でやってみますと、

こうなりましてダメダメです。破綻してる部分も出てきてるし。まぁそりゃそうだ。

ということで、結論としましては、真上1枚、水平6枚、下30°3枚であとはPTGuiにおまかせというのが一番良いかな。
PTGui QTVR Diary [link] さんのこちら [link] で評判の良かったPTGui 6.0 for MacOS X [link] を購入しました。
で、さっそくED 8mm F3.5 Fisheyeで撮ったものでテストしてみようとしたら、なんだかレンズ設定のとこがうまくいかない。
OLYMPUS Studioのお試し版で魚眼補正をかけた画像で持ち込めば大丈夫なのだけど、OLYMPUS StudioとPTGuiとで二度変形させられるというのはちょっとなぁ。。。
PTGuiは魚眼がダメということではないと思うので、とりあえずサポートページを読んでたら、Panorama Toolsを入れろ [link] ということでありましたので追加してみましたらば解決しました。

ED 8mm F3.5 Fisheyeはフォーサーズでは倍なので16mm。となると上下の余裕を見て、結局真上1枚、上30°で6枚、下30°で6枚、手撮りで真下1枚、の合計14枚としてみた。
PTGuiではボタン一発自動スティッチなのだけど、かなり精度が高くて驚いた。Calicoも買っちゃったけど、もうこれからはPTGuiだけだな。。。
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