あれから6年
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link] を見て、この日であったことを思い出した僕はもうダメかもしれません。
もう6年か。
今ではほとんど触っていないもので、ついついNewtonの話題に触れると思い出話チックになってしまい、それはあまり良くないなとは思うのですが、でも、そうならざるを得ない、とてもエキサイティングな要素がNewtonにはあって、今のコンピューターワールドには見当たらないんですよね。
その要素が具体的になんだったのかというのは、なかなかうまく説明できないのですが、その空気というかムーブメントというか、かつてSystem 7以前の頃のMacintoshコミュニティに感じられたような温度。
ソフトからもハードからも「コレでなんか面白いことやろうぜ!」という、ちょっとバカっぽいところもある勢いがびゅんびゅん感じられて、夢だけはものすごく大きく膨らんでた。あの感じがNewtonはもっと力強くあった気がします。
その後、Macintoshはどんどん進化してきましたけど、熱量はどんどん下がった感じで、Mac OS Xともなると「クールでスマート」という、それはそれでいいんだけど、バカさのない世界になってしまった気がするんですよね。Newtendoなんて、すごいバカだよなぁと笑っちゃうけど、やっぱりそれは熱量が高いです。
しかし、なんか今の時代の流れでは、もうNewtonみたいなのは出てきにくいのかなとも思っちゃいます。